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先日のSPring-8　見学について、詳細報告です。

まず、そもそもSPring-8　って何ですか？って事ですが、

正確には公式サイトを参照してください。

超アバウトに表現すると　SPring-8とは、兵庫県の播磨科学公園都市

（すごく田舎で山の中の丘陵地帯を開発した場所です）

にある世界最高性能のＸ線（放射光）を生み出すことが

できる大型の施設です。

この後は少し難しくなるので、少し飛ばして読んでＯＫです。

　放射光とは、電子を光とほぼ等しい速度まで加速し、

磁石によって進行方向を曲げた時に発生する、細く強力な

電磁波のことです。

SPring-8では、この放射光を用いてナノテクノロジー、バイオ

テクノロジーや産業利用まで幅広い研究が行われています。

SPring-8　の名前はSuper Photon ring-8 GeV（80億電子ボルト）から

命名されていつみたいです。



朝一番の加速器見学ツアーに参加させてもらいましたので

待たずに内部をじっくり見学できました。



最初にこの部分の見学しました。電子を発生させて

直線的に加速させる部分です。



電子ビームを分岐させる部分です。



電子を曲げる電磁石（コイル）です。



実験室にあった連絡用の電話。超懐かしい黒電話。

これが磁界や放射線に強いらしいです。





中央制御室の大型モニターです。ここで、施設全体のコントロールが

行われています。


施設全体の印象ですが、世界最先端の技術力を十分に感じさせてくれました。

子供の進路決定の一助との目的での見学でしたが、かなり好感触

でしたので、もう理系決定になりそうです。