浜松も空洞化加速? ユタカ技研 高丘工場閉鎖へ
日経新聞の静岡経済(地方版)の記事からです。
タイトルは「ユタカ技研、二輪ブレーキ部品をアジアで増産」
となっていますが、実際は浜松の高丘工場閉鎖して、アジアへ
工場を移転する空洞化の話です。
うーん、また浜松の地域経済には厳しい動きになりそうです。
ユタカ技研のHPもチェックしましたが、何もコメント掲載
されていませんでした。ユタカ技研はホンダの部品供給を担って
いますので、ホンダの高丘工場縮小に合せざるを得なかったんでしょうね。
上の写真はユタカ技研本社をGoogle earth で見たものになります。
あ、それから同じ紙面にホトニクスの社長のインタビュー記事も
掲載されていました。
見出しは「地域挙げVB(ベンチャービジネス)育成を」となって
います。こっちは少しは元気になる話です。
浜松の賃貸アパートマンション情報
シングル向け1Kアパートサンコート萩丘の
紹介ビデオ
他の浜松地域情報はこちらでチェック ↓
にほんブログ村 浜松情報へ
ホンダ系部品メーカーのユタカ技研は二輪車ブレーキの基幹部品「ブレーキディスク」をアジアで増産する。インドとインドネシアの現地工場の生産増強に10億円を投資。2012年度の生産量を11年度見込みに比べインドは4割弱、インドネシアは1割引き上げる。主要顧客であるホンダの増産計画に対応し、アジアの旺盛な二輪車需要を取り込む。
インドではニューデリー近郊の現地工場でホンダ向けに二輪車ブレーキディスクや四輪車の排気系部品を生産している。四輪向けを含め4億円を投資し工場を増築した。ディスクの生産量は11年度見込みの95万枚から12年度に130万枚に増やす。
インドネシアでは6億円を投資。ジャカルタ郊外の工場の生産量を12年度に510万枚と1割増やす。
アジアの二輪車需要は中国では排ガス規制の強化などで減速傾向にあるが、東南アジアやインドでは成長が続いている。ホンダは13年度の世界生産を11年度比3割増の2000万台にする計画。ユタカ技研も増産投資で対応する。
ブレーキディスクはドラムに比べ制動力が安定しており、搭載車種が増加している。このため、二輪車市場の伸びを上回るペースで需要が増えている点も追い風だ。
一方、日本国内では市場縮小に対応し、13年3月をメドに高丘製作所(浜松市)を閉鎖する。ブレーキディスクは今年4月から本社に隣接する豊製作所(同)への生産移管を始める。四輪車の駆動系部品や排気系部品は嵐山製作所(埼玉県嵐山町)や三重製作所(津市)に移す。生産終了後、高丘製作所の土地は売却する方針という。